|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 名 : [な] 【名詞】 1. name 2. reputation ・ 名探偵 : [めいたんてい] (n) great detective ・ 探偵 : [たんてい] 1. (n,vs) detective work ・ 偵 : [てい] (n) spy ・ 沈黙 : [ちんもく] 1. (n,vs) silence 2. reticence ・ 黙 : [しじま] 1. (adj-na,n) silence 2. stillness 3. quietness ・ 分 : [ぶん, ふん] 1. (n,n-suf,pref) (1) part 2. segment 3. share 4. ration 5. (2) rate 6. (3) degree 7. one's lot 8. one's status 9. relation 10. duty 1 1. kind 12. lot 13. (4) in proportion to 14. just as much as 1
『名探偵コナン 沈黙の15分』(めいたんていコナン ちんもくのクォーター)は2011年4月16日に公開された日本のアニメ映画で、劇場版『名探偵コナン』シリーズの第15作目にあたる。上映時間は109分。興行収入は31億5000万円〔。 劇場版『名探偵コナン』の15周年記念作品となる。 第35回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞受賞作品。 ==概要== * 本作から総監督に山本泰一郎が就任して、3代目の監督に静野孔文が就任したため監督が2人体制の作品となっている。監督が2人いるのは、第7作『迷宮の十字路』以来8年ぶりとなった〔『迷宮の十字路』では、こだま兼嗣が監督を務めたまま西森章が「副監督」に就任していた。〕。山本は、本作と次作『11人目のストライカー』で総監督を務めており、その後、テレビアニメシリーズの監督に復帰している。そのため静野は、第17作『絶海の探偵』から本格的な監督デビューということになった。 * これまでの劇場版シリーズはゴールデンウィークという公開時期を考慮して、本編の季節も春または夏であることが多いが、本作では初めて冬の雪国が舞台となった。そのため、ポスターに登場するコナンは通常の青いジャケットと赤い蝶ネクタイの服装ではなくスノボーウェアになっており、シリーズ唯一のことである。 * 本作の舞台は新潟県だが、本編に登場する北ノ沢ダムは富山県の黒部ダムがモデルになっている。公式サイトと実写EDでも黒部ダムが登場している。 * 本作のゲスト声優には、戦場カメラマンの渡部陽一が新潟県警の渡部刑事役〔『漆黒の追跡者』のDAIGO(容疑者)、『天空の難破船』の大橋のぞみ(平次のサポート役)とは異なり、容疑者の事情聴取のシーン、エンディングのシーン(セリフはない)にだけ登場している。〕、アナウンサーの宮根誠司が記者会見で質問をするジャーナリスト役として出演している〔自身が名探偵コナンシリーズのファンで、次作では本人役で出演する。〕。 * ミステリマガジンの「名探偵コナン特集」に掲載された青山剛昌のインタビューで、雪崩に巻き込まれたコナンが脱出するシーンは、『相棒』シリーズの脚本で有名な輿水泰弘のアイディアであると語っている。また、青山自身も2011年元日に放送された『相棒』の正月スペシャル「聖戦」に特別ゲストとして出演しており、コナン単行本48巻の「青山剛昌の名探偵図鑑」において主人公・杉下右京を描いていた。その他、右京を演じている水谷豊とも対談しているなど、『相棒』とは多く関わっている。 * TVシリーズのキャラクターから、当時のTVシリーズで出番の多かった、コナンたちが所属する1年B組の担任・小林澄子が初登場。また、警視庁刑事部の部長・小田切敏郎の登場は前作に引き続き3度目である。 * 初期の特報では、小五郎が容疑者の中から立原冬美が犯人だと指さしたシーンが流れていたが本編ではなかった。 * アニメーション制作の「東京ムービー」名義は本作が最後となり、映画公開後の2011年8月からTVアニメ・映画共に「トムス・エンタテインメント」名義に移行した。同時に第1作からプロデューサーを務めた吉岡昌仁も降板し、本作が最後の参加となった。以降は、浅井認・石山佳一がプロデューサーを引き継いでいる。 * 。 * 公開と同日に発売されたOVA『新潟〜東京 おみやげ狂騒曲』は本作の後日談になっており、服部平次・沖野ヨーコ・京極真が登場している。 * 本作の小説版が2013年3月8日に小学館のジュニア文庫(小学館ジュニアシネマ文庫)から発売された。他のコナン小説シリーズと同様に子供でも読みやすいように、総ルビ付きとなっている。 * スペシャルエディション版と通常版のDVDとBlu-ray Discが2011年11月23日に発売された。 *本作のメインテーマは次作以降現在までの劇場版の特報や予告に多用されている〔以前までは第1作、第4作、第5作、第6作、第8作、第10作、第11作が使われていた。〕。 * アクションシーンではメインテーマではなくメインテーマをアレンジしているホワイトクライシスというBGMが使われた。 * 恒例のダジャレクイズは阿笠博士が出題後、灰原哀も出題している。博士以外の人物による出題は第10作『探偵たちの鎮魂歌』(蘭が出題)以来となる。第18作『異次元の狙撃手』も同様にこの2人が出題している。 * OP前にアクションシーンがあるのは『紺碧の棺』〔ただしコナンは登場せず、銀行強盗犯と佐藤・高木刑事によるカーチェイスである。〕と特別編『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』と本作のみ。 * 前月に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う東日本大震災の影響で、4月6日に予定されていた試写会が中止された。また公開当日(4月16日)に都内で行われた舞台挨拶中にも、東北地方太平洋沖地震の余震とみられる震度4の地震が発生し騒然となる場面もあった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名探偵コナン 沈黙の15分」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|